父親の役割は「警察」?アダルトチルドレンを生まない家庭のために

お父さんの役割を国家でたとえるとなんでしょうか?

ズバリ! 警察、消防、軍隊です。

・外敵から攻撃されたときに国民の安全を守る

・犯罪が起きたときに犯人を捕まえる

・犯罪が起きないように治安を維持する

・地震や火事など災害があったときに救助する

・日頃から災害に備える(防災)

要するに、家族の安心と安全を守るのはお父さんにとって最重要の役割なのです。

家族の命を守ること以上に大事な役割はありません。

日常的にはたとえ命に関わらないようなことであっても、何か非常事態が起きたときにこそお父さんの出番です。

実例その1・虫退治

我が家では害虫の駆除はお父さんの仕事です。

「パパ! 来て! 虫! 虫がいる!!」

「はいはい。ああ、クモさんね」と捕まえて外へ逃がす。

「ギャー! ゴキブリが出た!!」

「はいはい」シュー! と殺虫剤でやっつける。

実例その2・ブレーカーが落ちる

電気の使いすぎで夜中にブレーカーが落ちて真っ暗になったときもガチャ!

とブレーカーを上げて「もう、大丈夫だよ」とするのも背が高いお父さんの仕事です。

実例その3・雷

ゴロゴロゴロー ピカッ ドーン!

「雷さんにおへそが取られる。恐いよ~」

「大丈夫。大丈夫。お父さんが守ってあげるから」など。

子どもたちにとって何か恐い体験をしたときに、ちゃんとフォローしてあげることで、

元の安心で安全な日常生活に復帰させるのがお父さんの役割なのです。

一家の大黒柱として、家族を守れるぐらいの強さを持っていないと父親は務まりません。

「地震・雷・火事・おやじ」という言葉は死語になってしまいましたが、お父さんは強い存在でなくてはならないのです。

守ってくれる強さがあるからこそ、家族から無視されず、尊敬され、子どもも言うことを聞くわけです。

ところが、アダルトチルドレンの家庭では、家族の安心と安全を壊すのがお父さんだったりします。

本来ならば家族を守るべき人が平和を乱したり、攻撃したりしてくるのですから、

そういう家では子どもは安心して暮らせません。家の中の秩序が無茶苦茶になってしまいます。

そういう機能不全家庭で育つと「どうせ私のことなんて誰も守ってくれないんだ」という信念ができてしまい、

なんでも自力でがんばるしかないので誰も信用できなくなります。

常に他人を警戒し、安心できないのでずっと緊張しています。

他人に弱味を見せたり、素直に甘えたりすることができない大人になってしまいます。

そして、どこにいても安心できる居場所がないと感じ、自宅にいても落ち着かないのです。

この記事を書いた人

大堀亮造

大堀亮造

アダルトチルドレン専門カウンセラー、感情解放カウンセラー、操体師。2004年に身体を気持ちのいい方向に動かして歪みを整える操体法(そうたいほう)の施術院を独立起業。開業後、身体からのアプローチだけで改善しない人は心に闇を抱えており、近しい人との人間関係に問題があることに気づき、心理学を学び始める。試行錯誤を重ねながら、母性的にインナーチャイルドを癒やしながら、父性的にその人を天命へと導く独自のカウンセリングスタイルを確立していく。三番目の娘が生まれたときにクライアントから父親役を求められていることを悟り、アダルトチルドレンかつ父親に愛されなかった人専門のカウンセリングに特化する。