なぜ子どもにレールを敷こうとするのか?

子どもに辛い思いをさせたくないから?

当たり前ではありますが、親は子どもより先に様々な経験をしてきました。

自分が歩んできて、よかった経験、失敗した経験などたくさんあると思います。

その経験を子どもたちにも重ね合わせて、自分と同じ失敗はさせないように、辛い想いはさせたくないと願います。

そして、自分がよかった選択、経験はぜひさせたいと思います。

このことが、親の経験に基づいたレールを敷いてしまうということではないかと考えます。

または、自分には全くできなかった夢、叶わなかった夢を、自分ができなかったからこそ、

子どもにはぜひさせたいと思われる親御さんもいらっしゃるかもしれません。

そして、親のその想いが強くなりすぎると子どもは大変です。

このレールの上を歩いていれば将来安心。

逆に、このレールから少しでも外れてしまうと社会に出た時に通用しない。

そのような考えになってしまうのではないでしょうか。

親としても子どもの将来は未知の世界です。

不安や心配も多く、何かにすがっていたい気持ちがあるかもしれません。

でも、時代は刻々と移り変わっています。

私たちの時代に当たり前だったことは、今では古い考えであることも多々あります。

いかに柔軟にこの時代の流れに乗れるか?

いかに困難な状況でも生き抜く力があるか?

その点が、これからの時代を生きていく子どもたちにとっては大切になってきます。

レールとは、親の経験における価値観であり、その価値観が子どもにも当てはまるとは言い切れないのです。

そのレールに乗って子どもが進んでくれることは、親にとってもある意味将来の予測ができて安心なのかもしれません。

でも、前述したように、子どもの想いとかけ離れている場合、そのレールはとても子どもにとってしんどいものとなります。

その点においても、親と子どもは別人格であることを認識することはとても大切になってきます。

この記事を書いた人

北村佳緒里

北村佳緒里

京都市出身。大学卒業後、大学の公衆栄養学研究室に残り研究室助手を務める。その後、管理栄養士の資格を活かし専門職に就くも出産を機に退職。 育児中、カラーセラピーを中心に様々なセラピーやイメージトレーニングなど心について学ぶ。現在は、セラピーを用い個人セッション、カウンセリング、セラピスト養成講座、食育講座などを主宰する。セラピストの仕事の他に、クリニックにて管理栄養士として栄養指導も行う。アンジュドボヌール代表。「心と身体は繋がっています。どちらも整ってはじめて健康であり笑顔になれると感じています。たくさんの方々が、心と身体両面のバランスを整えて本来のご自身に戻っていただくために活動中です」