強運美女は遠回りをしない♡
強運美女は強運になるとか、幸せになるという目的のために、
あれこれ自身の欠点や苦手分野の改善に、全力を注いだりしないわ。それは、遠回りだからよ。
ただ、自分にはこういった欠点や苦手分野があるという事実を認めて、『気をつける』だけね。
それを克服しないと次に進めないとは思わないの。
それよりも、今の自分の長所を最大限に伸ばすことを考えるわ。
そもそも、人は誰もがちゃんと武器を持って生まれていて、その武器が有効な世界で輝けるようになっているの。
その武器をお手入れして、磨いて、正しい場所で使えば成功するのよ。
まずは自分の持っている武器は何なのか、そしてその武器が最も効果的に使える場所はどこなのかを見極めないとね。
それができていない人って、ずいぶん多いのよ。

自分を研究し尽くしていないの。強運美女Lab.に駆け込んでくる人もほとんどそうね。
全然お門違いのところで、勝負しようとしているから、当然のことながら、うまくいかなくて二進も三進も行かなくなっちゃってるのよ。
わかりやすく言えば、休みもなくバリバリ仕事をしながら、婚活しようとしている女性が、
「私が今まで結婚できなかったのは、家事が苦手で、まともにできないのがバレバレだからだわ。
まず花嫁修業のスクールに通って、終了証をゲットしなくちゃ。
それをお見合いで見せて、アピールしないといけないから、
それまではコンパやお見合いに参加するのは、見合わせよう」と言って、
月イチペースでスクールに通い、出汁の取り方や、アイロンの温度設定から始めて、おせち料理や、
綿100パーセントのプリーツスカートにアイロンがかけられるようになる頃には、一体どれだけの月日が流れてしまうのかしらね。
しかも、終了証を得るまで、婚活第一線に立たないというのは、いかがなものかと。
もちろん、修業が楽しくて通うのは問題ないわよ。
でも、やってみてやっぱり苦手なのに、
「これだけは克服しないと、お見合いで売り込めない」
とばかりに、自分が使いこなせそうもない武器を手に入れようと、四苦八苦するなんてナンセンスよ。
苦手なことを嫌だ嫌だと思いながらやっていると、当然成果は出にくいから「大丈夫、なんとかなりそう」
と思えるようなところまで、なかなか到達しないわよね。
そのうち、なかなか到達できない自分に嫌気がさして、
「私って、こんな簡単な料理もできないなんてだめだ……」って落ち込むの。
そして、落ち込んだ時に発した周波が、またさらに落ち込むようなコトやモノを呼び込んで……
これは遠回りよね。
そんなことに時間を費やすよりも、
「私は家事が苦手なの。そりゃ、結婚したら、少しはやるし、努力もするつもりよ。でも、仕方ないじゃない。それが私だもの。
そのかわり、今よりももっとお金を稼げるように技術を磨くし、今よりも美しくなることにお金と時間をかけるわ」って、
開き直ってしまって、得意分野に力を入れた方が近道よ。
武器を磨けばいいのよ。
『家庭的』という武器は持ち合わせていないけれど、『仕事ができる』という武器を持っているなら、その武器を磨けばいいのよ。
家庭的じゃないと結婚できないというのは、いささか前時代的思い込みね。
自分の長所を伸ばすことは、比較的簡単で、苦ではないから、「これならすぐなんとかなりそう」ってレベルにすぐに達するわ。
『大丈夫、なんとかなる』と思っていれば、本当になんとかなるものよ。
そうやって、楽しみながら(楽しみながらってところがポイントよ)自分の持つ武器を磨いていくと、
このくらいかかるだろうなと予測していた時間や、これをやって次にあれをやって……と
考えていた手間が一気に省けるという現象が起きるわ。
突如目の前に近道が現れるの。
もちろんナビの設定は、あえて目的地のみ。
ルート選択なんてしないわ。
近道はいろいろよ。
このケースの場合だと、例えば、自分の悩みを解決してくれる最先端の高機能家電が、タイミングよく発売されるとか、
会社の福利厚生で、ヘルパーさんを斡旋してくれるようになるとか、想像もしていなかったような形でやってくるわ。
何よりも、
「君は好きな仕事をしてキラキラしていてくれればいい」「僕は家事が好きだから、君が稼いでくれるなら主夫になってもいい」
「家事や子育てをやってくれるなら、君の母親と同居してもいいよ」
なんて言ってくれるお相手が現れるという近道もあるかもしれないわ。
そういう現実を生み出せる方向に考えて行動する方が、楽しいし好周波も出るというものよ。
不得手なスキルを身につけることに躍起になるよりも、自分の魅力をアップさせるよう視点を変えれば、
花嫁修業終了証なんかなくても、成婚率を格段に上げられるわ。
強運美女は、時間のかけどころを間違えないの。
生産性のないところに時間を費やさなくてよ。