プロが教える!今流行りのブリューパブのリアルな真実!

ブリューパブは飲食業

なぜ私はブリューパブでビジネスを始めたのでしょうか。

私の感覚で言えば、ブリューパブは飲食業だからです。

もちろんクラフトビールを製造するという点では製造業ですが、ビジネスをトータルで見れば、

製造したビールを自店舗のレストランで提供販売までしてようやく収益性が成り立つ業態なのです。

当店で製造するビールは基本的に酒屋さんなどへの卸売や、他店の飲食店に小売はしません。

原料や製造の生産性が低い以上、パッケージングや流通、販促のコストを抑えることで、

販売価格でも大手メーカーと勝負できることに重点を置いています。

自社直販でエンドユーザーに直接販売できるからこそ、量あたりの売上を上げることもできます。

自社製品と一緒に、他社で製造したクラフトビールを仕入れて販売することも考えましたが、

より特化した飲食店にするために自社製造のクラフトビールだけを提供することにしています。

自社ビールだけが売れれば収益があがるわけではありません

飲食店として料理や他のドリンクも一緒に販売することでトータルの収益が上がると考えました。

ですから、飲食店としてのトータルの魅力があることが大切だと思いますし、

お客様の来店動機の一つとして自社製造のクラフトビールがあるという感覚です。

売上の比率を見ても大部分は料理の売上で、ビールの売上の3~4倍が飲食店全体としての売上です。

当店の製造設備の規模で卸売や小売だけをビジネスにしていれば、

頑張って製造しても年間1,000 万円から2,000 万円ほどの売上にしかならないかもしれません。

この売上規模では手間ばかりかかるわりには収益もなかなか上がらず、雇用を生むこともできません。

この記事を書いた人

松尾弘寿

松尾弘寿

20代前半から興味のあったクラフトビールをウリとした飲食店での起業を意識し始め、ブリューパブの業態を知る。2016年4月23日、大阪市中央区にて「ブリューパブテタールヴァレ」を開業する。2016年8月1日にはブリューパブに必要な酒類製造免許を取得。自家醸造のクラフトビールの製造を開始。2017年6月には国際的なビール品評会アジアビアカップのダークエール部門で自社醸造のロブストポーターが金賞を受賞。今後は関西を中心にブリューパブの業態を広め、クラフトビールの文化を日本に根付かせる活動を幅広く展開する。
 クラフトビールを知るきっかけになればと思います。まだまだ馴染みはないかもしれませんがこれからどんどん広めていきます。 ビール好きな人は是非一度読んでみてください。 また、これから独立したいな!店舗を出したいな!と思っている方も是非読んでみてください。 店舗経営について学びたい方も是非読んでください。