アニマル・コミュニケーターの役割
『アニマル・コミュニケーター』のことを少しお話しします。
まあ説明するまでもなく、皆さんお気付きの通りアニマル・コミュニケーターとは人と動物の心と心を繋ぐお手伝いをする人です。
基本的に誰でも動物と話せるだけの能力を持ち合わせていますが、ほとんどの人はそのことに気付いていません。
そこで登場するのが『アニマル・コミュニケーター』というわけです。
一般的なアニマル・コミュニケーションは、本来備わっている動物とテレパシーでの非言語コミュニケーションを取り、
五感プラス第六感といった感覚をフル活用して感覚やイメージの送受信をします。
ですが、日本ではチャネリング(高次元との交信)とかヒプノ(催眠)を使った方法、
動物のオーラを見て動物が何を考えているかを知るオーラリーディングによる方法もあり、
どういった手段であっても動物の気持ちや思考がわかれば『アニマル・コミュニケーション』と呼びます。
そのためネットでアニマル・コミュニケーターと検索すると、たくさんのアニマル・コミュニケーターが出てきますがその経歴は様々です。
私はもともと霊能力者ではないですし、ましてやサイキック能力もありません。
それにチャネラーでもヒプノセラピストでもないので、そういった方々がどういった手法で
アニマル・コミュニケーションを行うのかはわかりません。
私が行うアニマル・コミュニケーションは、もともと備わっている能力を活かしたシンプルで直接的な方法です。
動物と心と心で繋がって思考や感情イメージなどを送受信するだけですから。
アニマル・コミュニケーションの基本は、テレパシーの相互送受信によって行います。
テレパシーで送られてくる、または送る内容としては、時に『言葉』であり、『思考』『感情』『イメージ』『身体に感じる五感』
『第六感(スピリチュアルな部分や精神性)』があります。
アニマル・コミュニケーターはもちろん動物の通訳的な立場ですが、
コミュニケーターの個性や特性(感性)によって受け取る内容は変わります。

ミュージシャンやアーティストのような感じです。
J-POPというジャンルの中でも様々な楽曲があるように、アニマル・コミュニケーターも受け取る内容や得意分野に違いが生じます。
私が勉強していた時もそうですし、今アニマル・コミュニケーションの講師として教えていても思うのですが、
誰一人同じということはありません。人それぞれに個性があるように、感覚器官にも人それぞれ差があります。
視覚が優れている人、聴覚が優れている人、体感覚が優れている人、精神性(スピリチュアル)が優れている人などなど……。
どの部分がより優れているかにより、動物から受け取る内容にはニュアンスの違いがあることを理解しておく必要があります。
どういう意味かというと、動物に「好きな食べ物は何?」と聞くとします。
すると、視覚が優れている人は動物が嬉しそうに何かを食べているイメージやビジョンを受け取ります。
その食べているものの形や色などの見た目で好きなものを判断します。
また体感覚が優れている人なら好きなものの味を感じるかもしれませんし、
精神性や神経言語の分野が優れている人であれば「ビスケット」などの具体的な『言葉』を受け取ります。
ただし「ビスケット」などの名称を受け取れるのは、動物が好きな食べ物が何であるかを理解している場合です。
同じ質問をして同じ回答であったとしても表現の仕方には個性が出ます。
また、アニマル・コミュニケーターが動物に対してどう質問するかによっても答えは変わってくるので、
そこにもアニマル・コミュニケーターの個性が出ますね。
初めてアニマル・コミュニケーションを体験した人は、動物から送られてくるイメージを受け取る人が多いように思います。
ほとんどの人は感覚器官の中でも、視覚が優位な人が多いと言われていますから、そのせいかもしれませんね。
ほとんどの人は目で見て判断することが多いので、自然に視覚が磨かれるのでしょう。
だからといって、自分が持つ感覚の中で優れた部分でしかコミュニケーションができないのかというとそうではありません。
きちんと五感や第六感に集中して受け取る練習をすれば、徐々に他の感覚も鍛えられてくるので、
ビジョンと共に味覚や言葉を受け取ることが可能になってきます。