「楽をする方法」「楽になる方法」、どちらがお店のためになるでしょうか?

仕事が「楽になる」方法

仕事には「楽をする」方法と「楽になる」方法があります。

「楽をする」のは簡単に言えば、手抜きのような感じになるのでおすすめできません。

「楽になる」方法は、構築することなのでおすすめできます。

その「楽になる」方法は、とても簡単です。

その簡単な方法とは、従業員を「信頼」することです。

これは何度も何度も繰り返し出てきていることです。それだけ大切なことなのです。

「そんなことはわかっている」と、言う人もいるかもしれませんけれども、

その気持ちがあるのであれば、行動し、努力し、「辛抱」を続けてください。

我慢ではなく辛抱を続けてください。「我慢は不満」「辛抱は希望」です。

その気持ちがあれば、従業員に伝わる日が必ず訪れます。従業員を「見守る」のです。

自分だけで仕事をしていては、いつまで経ってもお店と従業員はなかなか成長せずに、同じことの繰り返しです。

自分だけで仕事をしていると、自分だけ苦労ばかりして、どうしてわかってくれないのか、と不満が芽生えてきてしまいます。

それは、自分自身の成長にはほど遠くなることです。

そこで、いかにして自分の仕事を割り振り、従業員に任せるかがポイントになります。

「右腕」を育成!

そのためにまずは仕事を割り振る自分の「右腕」の人物を育成します。「右腕」を育成するときは、

仕事スキル、人格などをしっかり吟味し人選することが求められます。

なぜなら、自分の分身だからです。人物が決まりましたら本人にこの言葉を伝えます。

「あなたの人間性、仕事に対する取り組み方やスキルは、お店のリーダーとして相応しいと思い声を掛けました。

このお店の成長にはあなたの力が必要です。あなたの行動にはすべて私が責任をとりますから、

安心してやりたいようにやって構いません。

そして、わからないことがあったら、いつでも言ってきてください」このように全幅の信頼を置くことを伝えます。

そして、受理してくれたら、時給も考慮します。

信頼し責任を与えることで、この「右腕」の人物の成長は加速します。ここでの成長は「自立」に置き換えられます。

なぜなら、元々向上心がある人物ですから新たな職責を与えることにより、さらなる「自立」をするのです。

その結果、自分の仕事を分散することができます。そして、仕事が「楽になる」のです。

ここで気をつけることは、職責を与えすぎてしまうとプレッシャーがかかりすぎたり、

仕事がパンクして、本人が潰れてしまったりする可能性もありますから、そこは様子を見ながら少しずつ職責を与えることが大切です。

プレッシャーを感じる人もいれば、やりがいを感じる人もいますからそこはしっかりと見て、

その人に適した対応をすることが自分自身の職責です。

相手が人であることは常に頭に入れておかなければなりません。

「楽をする方法」「楽になる方法」、どちらがお店のためになるでしょうか?

この記事を書いた人

山口博之

山口博之

1969年千葉県生まれ。
アルバイト、派遣、正社員を含め、数十種の職場を渡り歩く。店長時代、独自の視点からの店舗運営で、覆面調査で三度、顧客満足度日本一となる。反面過重労働と組織の重圧によりうつ病を発症。解雇、労災敗訴、離婚、慰謝料、借金と度重なる出来事により、遺書を書くほど精神的に追い詰められる。
その後、独自の方法でカウンセリングを始め,苦しみを背負う数百名と携わり、おもいやりの薄れた世の中を痛感。そして、個人より広い世の中に視点を向け、人を大切にする「心の経営」を推奨し、おもいやりファーストを立ち上げコンサルト活動に力を注いでいる。著書「常識破りな店長の基礎」