時間は減るしかない
『時は金なり』という言葉がありますが、時間はお金よりも大事だと思います。
お金は貯蓄できますが、時間は貯蓄どころか減るしかないのです。
例えば、自分の年齢が40歳、ご両親の年齢が60歳と仮定します。
人間の寿命が80歳と仮定します(想像してください)。
1年に2回ほど、盆と正月に両親と会えるとします。
会って話をする時間が3時間ぐらいとします。
絶対的価値として、両親は『80歳-60歳』=残り20年は生きられます。
相対的価値としては、1年に2回、1回3時間ほど会って話をする、残り20年間と仮定した場合。
3時間/回×2回/年×20年間=6時間(1年でご両親と話をする時間)×20年間
≒120時間≒5日(あと5日間しか会って話をすることができない)
ここから何が言えるかと言いましたら、実際(絶対的価値)に、ご両親はあと20年生きられますが、
相対的価値から見ると、実際にご両親に会って話をしている時間があと5日間しかないということです。
この考え方が理解できれば、ご両親だけでなく親戚、親友をより大事にしていく必要がありますよね。

時間はお金と違って貯蓄はできません。
しかし、時間をお金で買うことはできます。
例えば、関西に住んでいる方がディズニーランドに行くとき、どうしますか?
飛行機、電車、車、バスなどを使用しますよね。まさか徒歩で行く人はあまりいないと思います。
何が言いたいかと言いますと、時間をお金で買っているということです。
いつも時間に追われて時間がない、忙しいとよく口にされる方はよく考えてください。
イライラして気持ちにも余裕がなくなりますよね。
しかし、ダラダラする時間を省き、やるべきことの優先順位を考慮して行動すれば、案外時間を生み出すことができると思います。
言い換えれば、やらないことを決めることです。
できる人は、決めております。
心が亡くなると書いて『忙しい』
緊急で重要なこと、緊急で重要ではないこと、緊急でなく重要なこと、緊急でなく重要でもないことの優先順位をつけて、
やるべきことができれば解決できるはずです。
また、自分でないとダメなこと、他人に任せても問題ないことの優先順位をつけていくことです。
心に余裕があれば人に優しくなれます。人生はお金、時間、心の余裕を持って生きていけると幸せが増すと思います。
時間はお金持ちであろうがなかろうが一日24時間です。お金持ちの人は25時間ではありません。
しかし、お金をうまく使うことで時間を有意義に使うことができます。
年齢を重ねるにつれて残された時間が限られます。