振り返らなければ正解はわからない
以前から次のように思っています。
選択を決断する際に、どんなに時間をかけて考えてもその時点では正解だったかどうかわからない。
しかも、正解はひとつではないかもしれない。
結果が出て振り返らなければ、その決断が正しかったのかどうかわからない。
3つの選択肢があったと仮定して、ひとつの選択を決断しなければならない状況である時(選び直しができない前提)、
選択した決断の結果が出てからでないと他の選択をした方が良かったのかどうかわかりません。
選び直しができない前提では、他の選択を決断したとしても選ばなかった他の2つの結果がどうなったかは推測でしかわかりません。
決断したことが想像していた結果とならなかった時によく聞かれるのは、
「あの時、あっちを選べばよかった」という後悔の言葉です。
しかし、実際のところ別の決断がどのような結果となったのかは推測でしかありません。誰にもわからないのです。
しかも、その決断の結果が引き起こす未来はもっとわかりません。
結局、選択を決断する前は全てが推測にすぎず、その選択が正しかったかどうかは結果が出ないとわからないということです。
では、何が大事なのでしょうか?

「選択したことを後悔しないこと」が一番大事ではないかと考えます
特にキャリアを考える時の選択を、後悔しないことはとても重要なことではないでしょうか。
退職や転職だけではなく、管理的立場となるか専門職としてのキャリアを選択するかという際にも、
後悔しない選択をすることが大事です。
後悔しない決断をするために、立ち止まって、時には見方を変えて考えることが必要なのです。
今の選択は次の選択に繋がります。過去の選択の結果が今の自分なのです。
過去の決断の結果を変えることはできませんが、これからの選択はあなた自身で決めることができます。
未来に後悔しないために、自分の選択・決断に自信を持ちましょう。
キャリアは選択の繰り返しによって形成されます。
自分のキャリア形成の選択が正しかったのかどうかは、振り返らなければ正解はわかりません。
選択が正しいかどうかを考えるのではなく、自分の選択に自信を持って決断をすることが大事であり、
決断を後悔しないことがポイントです。